概要
慈悲の菩薩クアンアム(観音)を祀る、蓮の花の形をした小さな木造の祠が、方形の蓮池から立ち上がる一本の柱の上に載る。1049年、李朝のリー・タイトン(李太宗)帝のもとで建立された。伝承では、帝が観音に蓮の上へ座らせてもらう(一説には男児を手渡される)夢を見た後に建てられ、子のなかった帝はまもなく世継ぎを得たという。
役割
仏教を奉じた李朝の、王室の祈願の祠として建てられた。
その後
幾世紀にもわたって再建と修復を重ねた。1954年には撤退するフランス軍によって破壊されたが、翌年再建された。今日ではハノイで最もよく知られた記念建造物のひとつであり、柱の上の蓮というそのシルエットは、この都市そのものを表す象徴となっている。