概要
文廟(ヴァンミエウ)は1070年、李朝のもとで創建されたハノイの孔子廟である。1076年には境内に国子監(クオック・トゥー・ザーム)が設けられ、しばしばベトナム最初の国立大学と呼ばれる。第二の中庭にある奎文閣(1805年建立)はハノイの象徴となっている。
役割
何世紀にもわたり、科挙に臨む官吏を育てる、儒教ベトナムの儀礼と教育の中心だった。科挙に及第した進士の名は石亀の上に据えた石碑に刻まれ、1484年から1780年までの82基が現存し、ユネスコの「世界の記憶」に登録されている。
その後
科挙は植民地支配のもとで終わりを迎えた。今日、文廟はハノイで最も訪問者の多い史跡のひとつであり、学生たちは今も試験の前に学問への敬意を表しに訪れる。