概要

モールスキンは、強く密な織りの上を柔らかなスエードのような面に起毛した重い木綿で、丈夫なズボンに仕立てる。暖かく風に強くほとんど壊れず、乗馬・柵作り・囲い場の荒い仕事に適する。

着方と特徴

ふつうのズボンのようにベルトで留めて履き、しばしば長靴に入れ、ブッシュの埃を隠す淡黄・生成り・黄褐色で用いる。何年もの仕事で柔らかく体に馴染み、良い一本は年と洗いを経てよくなる。

歴史

モールスキンの布は十九世紀の金鉱の採掘者や、植民地各地のブッシュマン・牧夫を装い、厳しい土地に耐えることで重んじられた。今もオーストラリアの田舎の装いの古典のズボンであり、牧場から田舎の競馬まで着られる。