概要
ドリザボーンは、雨と風を弾く蝋引きか油引きの木綿の長い外套で、覆いを増す肩ケープ・動くための脇まち・馬の脇腹に広がる割れた燕尾の裾を持つ。重く風雨に強く、土砂降りでも騎手を乾いたままに保つ。
着方と特徴
雨天の乗馬や家畜の世話に、他の衣の上からベルトで締めて着け、鞍上では燕尾を脚の周りに釦で留め、ケープが肩から水を流し、上にアクブラを載せる。きしみ油の匂いがし、防水を保つには蝋を引き直す必要がある。
歴史
油布の外套は十九世紀末に防水した船乗りの衣から育ち、ドリザボーンの銘柄が牧夫・牧童のためにその奥地の形を定めた。今も田舎のオーストラリアの象徴であり、大地の上でも、国の象徴として儀礼の場でも着られる。