概要
アクブラは兎の毛のフェルトの帽子で、しっかりと折り目のついた頂と広い縁を持ち、時に片側を折り上げ、しばしば編んだ革の帯で飾る。丈夫で風雨に強く、日と雨の厳しい着用の年月を経ても形を保つ。
着方と特徴
日差しに低く被り、縁が目と首を陰にし雨を流し、好みにへこませ形づくり、乗馬では顎紐で風から留める。正装ではなく働く帽子で、その傷みと染みが越えてきた土地を語る。
歴史
アクブラ社は二十世紀初めからオーストラリアで獣毛フェルトの帽子を作り、そのスラウチ・ハットの形は両大戦でこの国の兵士を装った。銘柄を越えて、アクブラはオーストラリアの奥地と大地に生きる者の不朽の象徴となった。