概要

キルトはウールのタータンの巻きスカートで、後ろに襞をとり、前掛けは平らで、膝に達する。腰で帯を締め上半分を肩に掛けた一枚の大布、フェーラ・モールに由来する。

着方と特徴

平らな前掛けを前にして腰に巻き、締め具で留め、襞はタータンの柄に合わせて縫うか寄せる。前にはスポーランを下げ、かつては大布の余りを肩で留めた。タータンの柄は氏族や地方を示すようになった。

歴史

スモール・キルトは大布を別のスカートに分けた一七二〇年代ごろに現れた。一七四五年の蜂起ののち高地の装いは禁じられたが、十九世紀に王室の愛好にも助けられて情緒的に復興し、スコットランドの不朽の象徴となった。