概要

ローマ風の衣服——チュニカ、そして市民が式典で纏うトガ——が、ローマ化したブリテンの上層に広まり、輸入の織物や染料も加わった。

主な装い

日常着は帯を締めた羊毛や麻のチュニックに外套。女性はより長いチュニックとパッラを着けた。ブリテンはディオクレティアヌスの最高価格令に載る二つの毛織輸出品——ビッルス・ブリタンニクス(フード付き外套)とタペーテ・ブリタンニクム(毛織の敷物・肩掛け)——で名高かった。

移り変わり

四一〇年ごろローマの支配が終わると、地中海風の装いは薄れ、ゲルマン系(アングロ・サクソン)の様式が根づいていった。