概要

褙子は前を開けたまま垂らし、左右の前縁が襟から裾までまっすぐ平行に走って交差しない。脇の長い切れ込みがゆるやかな線を与え、襦裙や内衣の上に重ねて着た。

着方と特徴

内の衣の上から羽織り、多くは留めずに、あるいはゆるく結んで着るため、開きから下の衣がのぞく。袖の幅は日常の細いものから、礼装の非常に広いものまであった。

歴史

褙子は宋に広まり、時代の控えめな趣味に合う抑制された優美さで愛され、明代にも略礼装として続いた。簡素で優美な裁ちから、今日の漢服復興でも好まれる。