概要

スバイは胴に一巻きして左肩に回す細長い布で、もう一方の肩を露わにし、端を背に垂らす。日常には無地、宮廷には文様の細かな絹を用い、胸を覆いつつ体の線を見せる。

着方と特徴

胸に巻いて片肩に掛け、纏いの下衣の上に着け、留めるか挟んで動かぬようにし、慎みと暖のために二重にすることもある。布の細やかさと掛け方が、着る人の優美さと位を示した。

歴史

スバイはアユタヤから初期ラッタナコーシン期まで、体に沿うブラウスが入る前の、タイと近隣の宮廷女性の標準の上衣だった。正装のチュットタイの民族衣装や古典舞踊の衣の一部として残る。