概要
カルナック神殿は、テーベ(現在のルクソール)に築かれた巨大な神殿群で、アメン・ラー神の最高の聖域だった。建設は中王国時代のセンウセレト1世からプトレマイオス朝まで約2000年に及び、歴代の主要なファラオのほとんどが中庭や塔門、オベリスクを加えた。
特徴
最も名高い大列柱室は主にセティ1世とラメセス2世のもとで建てられ、約5000平方メートルの空間に高さ最大約21メートルの柱134本が立ち並ぶ。境内にはハトシェプストのオベリスクが今も1本立ち、スフィンクスの参道がカルナックとルクソール神殿を結んでいる。
歴史と影響
カルナックは古代世界最大の宗教施設としばしば評され、2000年にわたる王権の造営を石に刻んだ記録でもある。1979年、古代都市テーベの一部としてUNESCOの世界遺産に登録された。