概要
チャドルは留め具のない一枚の大きな半円の布で、頭からかぶって頭の頂から足まで包み、前の縁を寄せて手で閉じるか脇に挟む。顔は出したままで、ふだんの衣の上に着る。
着方と特徴
頭に掛けて体に巻き、前を手で、手がふさがるときは縁を歯でくわえて、あるいは小さな留め具で閉じる。文様や色のチャドルは室内や礼拝に、無地の黒は街でのふつうの装いである。
歴史
巻く被いはイランに深く根ざし、サファヴィー朝・カージャール朝を通じて様々な色と布で、しばしば文様入りで着られた。無地の黒いチャドルは二十世紀に公の場の標準の形となり、一九七九年の革命の最中とその後に強い象徴となった。