概要

カフタンは前が開いた足首丈の上着風の袍で、長袖を持ち、シャツとズボンの上に着け、腰で帯や飾り帯を締める。サファヴィー朝のイランでは、文様の細やかな絹やビロードで裁ち、時にその上に丈の短い上袍を重ねた。

着方と特徴

上着のように着て腰で巻くか帯を締め、裾がズボンと柔らかな靴の上に長く落ち、ターバンを戴く。絹の質・文様・帯が、サファヴィー朝の宮廷での身分を示した。

歴史

カフタンはペルシア・オスマン・より広いイスラム世界で着られ、宮廷を装いヨーロッパにも供給した絹産業を持つサファヴィー朝のもとで贅の極みに達した。その前開きの上着の裁ちは、のちのペルシアや中央アジアの多くの外衣の源にある。