概要

もんぺは、しばしば古い着物を仕立て直して作るゆるい袴で、和装の暖かさと慎みを保ちつつ足を働かせる。特に東北などの地方で長く着られ、無地で丈夫、動きやすい。

着方と特徴

着物の裾の下に、あるいは代わりに履き、足首と腰で締める。しゃがむ・登る・荷を運ぶといった動きができる。戦中は着物の上衣やブラウスと合わせ、農作業や防空訓練に着られた。

歴史

もんぺは元来地方の仕事着で、一九四〇年代に戦時の政府が労働と防空に動員された女性の実用着として奨め、一時は全国の標準となった。戦後は農作業に退いたが、着心地のよい普段着として折々見直されている。