概要
チリパは毛か木綿の一枚布を腰に巻き、股の間に引き上げてゆるいおむつ状の下衣にし、房のある下ばき(クリボ)の上に着け、銀貨を重く付けた幅広の帯で留める。脚が自由で、鞍上の長い一日に適した。
着方と特徴
下ばきの上から腰に巻き、前の角を引き上げて帯に挟み、シャツ・ポンチョ・柔らかな長靴・銀貨をちりばめたティラドールの帯と合わせて着る。仕事には無地の手織り、見せるには上質の布と銀を用い、馬とナイフと同じくらいはっきりとガウチョを示した。
歴史
チリパは十八・十九世紀を通じてガウチョとそのラ・プラタの同族の特徴的な下衣で、独立戦争や、アルゼンチン・ウルグアイ・ブラジル南部の牛の国で着られた。十九世紀末までにボンバチャに道を譲ったが、伝統・祭りの装いに残る。