概要
チョルリクは胴衣を腰でゆたかに細かく襞をとった裳に縫い合わせ、時に付け外しできる袖を持ち、動き乗馬ができるようにした。馬上や陣中の武官・官吏に、また実用の宮廷・旅の袍として役立った。
着方と特徴
胴衣と裳の合わさる腰で留めて帯を締め、襞が歩みと騎乗の余地を与え、袖は活動のために外せた。色が位を示し、鎧の下や官吏の野外の装いとして着た。
歴史
チョルリクは高麗期にモンゴルの影響のもとで朝鮮に入り、朝鮮王朝を通じて武官・使者・旅人に用いられ続けた。休息よりも動きのために形づくられた、まれな前近代の朝鮮の衣である。