概要

韓服は一枚の衣ではなく一揃いの装いで、長い紐で結ぶ合わせの上衣に、高くゆたかなスカートまたは袴を合わせ、しばしば上に上着を重ねる。無地の色の平らな面、ゆるやかな曲線、体の線を隠す輪郭を好む。

着方と特徴

上衣は左を右の上に合わせて結び紐(オッコルム)で結び、女性のチマは腋の下で高く結んで釣鐘形に落とし、男性のパジは腰と足首で寄せる。裁ちよりも色と縁取りが、年齢・季節・場を示した。

歴史

上衣と裳、または上衣と袴という朝鮮の装いは古く、すでに高句麗の古墳壁画に見えるが、腰高で上衣の短いおなじみの形は朝鮮王朝後期に定まった。二十世紀に洋装に取って代わられ、今は祝祭や儀礼に着られ、デザイナーによって新たに解釈される。