概要
西山(タイソン)朝による南方阮氏の壊滅を生き延びたグエン・アイン(阮福暎)は、フランス人司教ピニョー・ド・ベーヌが組織した義勇兵と武器の支援も得て、20年余りの戦いの末、1802年に嘉隆帝として全国を統一した。都はフエに置かれ、その王城は現在ユネスコ世界遺産である。1804年には国号「ベトナム(越南)」が採用された。
主な動き
明命帝ミンマンは行政の中央集権化を進める一方でキリスト教を迫害し、これが1858年以降のフランスの攻撃の口実を与えた。コーチシナは1862年と1867年に割譲され、1883〜84年のフエ条約により残る地域もフランスの保護国となった。皇帝は在位するが統治しない存在となった。
終わりと移行
1945年8月、最後の皇帝バオダイが退位し、阮朝は終わった。