概要

ノンラーは、細い竹の輪の螺旋に乾いた椰子やラタニアの葉を綴じた円錐で、頂できれいに尖り、布の顎紐で仕上げる。フエの上質な笠、ノン・バイ・トォには、光にかざすと現れる切り抜きの詩や絵が隠されている。

着方と特徴

頭に載せて絹か布の帯で顎の下に結び、田の農夫・市場の女性・女学生がかぶり、裏返して顔をあおいだり小物を運んだりする。その広い円錐が、熱帯の日差しにもモンスーンの雨にも同じように対する。

歴史

円錐形の笠は古代ドンソン文化の銅鼓に現れ、ノンラーはそれ以来ベトナム各地で作られ着けられてきた。今も工芸の村で手作りされ、素朴で実用的な笠であり、この国の穏やかな象徴であり続ける。