概要
アオ・ザオ・リンは、東アジアの多くで共有される仕方で前の襟を斜めに胸で交差させて閉じ、腰で帯を締めるか結ぶ広袖の袍である。貴人には絹で作り、内の上衣とズボンの上に着て、長くゆるやかに垂れる。
着方と特徴
左の身頃を右の上に合わせて飾り帯で留め、改まった場では重ね着し、布の鉢巻やターバンを戴く。色・布・位の徽章が、宮廷や村の有力層での身分を告げた。
歴史
アオ・ザオ・リンは、阮朝の主が南部で釦のある身頃仕立てのアオザイ様式を広める前、李・陳・黎の各朝で標準の礼装だった。近年ベトナムが歴史的な装いを復興するなかで、再び目にされるようになった。