概要
アオ・ングー・タンは五枚の身頃——前二枚・後ろ二枚・前の下に隠れた小さな五枚目——を縫い合わせ、右脇で釦を留め、小さな襟を立てた袍である。開けて結ぶのではなく閉じて整い、四枚仕立ての衣より格が高く慎ましく見える。
着方と特徴
ズボンの上に右脇で釦を留め、頭巾か男性はカン・セプのターバンと合わせ、丈は膝下に達する。身頃の数と慎ましい閉じた裁ちが、阮朝の宮廷が奨めた儒教的な礼の感覚を担った。
歴史
アオ・ングー・タンは十八世紀から阮朝の主と王朝によって標準とされ、その領内の装いを統一し、一九三〇年代にデザイナーが二枚仕立てのアオザイへと細めた。ベトナムの伝統装束の復興のなかで再び現れた。